プログラミングを使わずにアプリや業務システムを作れる「ノーコードツール」は、IT初心者や非エンジニアにも広がっています。
ただし、ノーコードツールと一口に言っても、できることや得意分野はさまざまです。
「どれを使えばいいのか分からない」
「自分の目的に合うツールを選びたい」
「まずは簡単なものから始めたい」
この記事では、初心者がノーコードツールを選ぶときの考え方と、代表的なツールの特徴を分かりやすく紹介します。
ノーコードツール選びで大切なのは“目的”
ノーコードツールを選ぶとき、最初に見るべきなのは知名度ではありません。
大切なのは、
「何を作りたいのか」
です。
たとえば、Webサイトを作りたい人と、社内の顧客管理ツールを作りたい人では、選ぶべきサービスが変わります。
まずは以下のように目的を分けて考えましょう。
- Webサイトを作りたい
- 業務管理ツールを作りたい
- データを整理したい
- 本格的なWebアプリを作りたい
- 個人用の管理ツールを作りたい
目的が決まると、ツール選びはかなり楽になります。
初心者が確認したい3つのポイント
1. 操作が分かりやすいか
初心者の場合、機能が多すぎるツールは逆に迷いやすくなります。
最初は、画面が見やすく、直感的に操作できるものを選ぶのがおすすめです。
2. 小さく始められるか
最初から大きなシステムを作る必要はありません。
無料プランやテンプレートがあるツールなら、気軽に試しやすく、失敗してもやり直しやすいです。
3. 作りたいものに合っているか
どれだけ有名なツールでも、目的に合っていなければ使いにくく感じます。
「サイト制作向き」「業務管理向き」「アプリ制作向き」など、得意分野を確認しましょう。
代表的なノーコードツール5選
1. STUDIO|Webサイト制作に強い
STUDIOは、コードを書かずにWebサイトを作れるツールです。
デザイン性が高く、コーポレートサイトやサービス紹介ページ、LP制作などに向いています。
向いている人
- ホームページを作りたい人
- デザイン性を重視したい人
- LPやポートフォリオを作りたい人
ポイント
Webサイト制作から始めたい初心者には扱いやすい選択肢です。
2. Glide|業務アプリを簡単に作れる
Glideは、スプレッドシートなどのデータをもとにアプリを作れるノーコードツールです。
顧客管理、タスク管理、在庫管理など、小規模な業務改善に向いています。
向いている人
- 社内向けツールを作りたい人
- Excelやスプレッドシート管理を卒業したい人
- まずアプリ作成を体験したい人
ポイント
初心者でも完成体験を得やすく、最初の一歩におすすめです。
3. Airtable|データ管理に便利
Airtableは、表計算ソフトの使いやすさとデータベースの考え方を組み合わせたツールです。
情報を整理し、管理する用途に強いのが特徴です。
向いている人
- 顧客情報を整理したい人
- 商品リストや案件管理をしたい人
- チームで情報を共有したい人
ポイント
本格的なアプリを作る前の「データ整理」にも役立ちます。
4. Notion|個人管理・情報共有に向いている
Notionは、メモ、タスク管理、データベース、社内Wikiなど幅広く使える情報管理ツールです。
厳密にはアプリ開発ツールというより、情報をまとめるための万能ツールに近い存在です。
向いている人
- 個人のタスクを管理したい人
- 社内マニュアルを作りたい人
- 情報を一か所にまとめたい人
ポイント
まずはITツールに慣れたい人にも使いやすいです。
5. Bubble|本格的なWebアプリ開発向け
Bubbleは、ノーコードで本格的なWebアプリを作れるツールです。
自由度が高く、会員登録、検索、マッチング、決済連携なども実現できます。
向いている人
- 本格的なWebサービスを作りたい人
- 将来的に個人開発やサービス運営をしたい人
- 自由度の高いノーコード開発に挑戦したい人
ポイント
できることが多い分、初心者には少し難しく感じることもあります。
目的別おすすめツール
Webサイトを作りたい場合
おすすめはSTUDIOです。
デザイン性が高く、サイト制作に特化しているため、会社サイトやLPを作りたい人に向いています。
業務改善をしたい場合
おすすめはGlideやAirtableです。
データ管理や一覧表示が得意なので、社内管理ツールとの相性が良いです。
個人管理から始めたい場合
おすすめはNotionです。
タスク、メモ、予定、資料などをまとめやすく、初心者でも始めやすいです。
本格的なWebアプリを作りたい場合
おすすめはBubbleです。
難易度は少し上がりますが、自由度が高く、サービス開発にも対応できます。
初心者は“簡単に完成できるもの”から始めよう
ノーコードツールを選ぶとき、最初から高機能なものを選ぶ必要はありません。
大切なのは、
- 触ってみる
- 小さく作る
- 完成させる
という流れです。
最初の成功体験があると、次のツールや開発テーマにも挑戦しやすくなります。
まとめ
ノーコードツールは、初心者がシステム開発を体験するための便利な入口です。
ただし、ツールごとに得意分野が違うため、目的に合わせて選ぶことが大切です。
- Webサイト制作ならSTUDIO
- 業務アプリならGlide
- データ管理ならAirtable
- 情報整理ならNotion
- 本格アプリならBubble
まずは1つ選び、小さなシステムや管理ツールを作ってみましょう。
